カズ☆オーケストラ発足の経緯
カズ☆オーケストラの話が持ち上がったのは、
2007年10月30日のことでした。
カズ選手が激戦の末、東洋太平洋2階級制覇の偉業を成し遂げた次の日です。


カズ選手のプライベートの友人達が数人集まって食事をし、
いつもの場所"Baby Thunder"に行った時です。

西垣恵が、数曲ヴァイオリンを奏で、
そして、意を決したように言いました。

「カズさんの次回の試合、生オーケストラの入場曲でやりたいです」


その時の、西垣がどんな気持ちだったかはわかりませんが、
かねてよりカズ選手の大ファンであり、
前日にカズ選手の死闘を目前にし、
胸に期するものがあったのかも知れません。
西垣はプロのヴァイオリニストでありながら、プロボクサーとしてリングに上がっていたため、
特別な思いがあったのでしょう。



東洋太平洋の王者とはいえ、
プロボクサーの一般における認知度は決して高くありません。
命をかけてリングへ上がっていても、
決して、ファイトマネーはそれに見合うものではありません。
それがプロボクシング界の現実です。


私達、ボクシングファンにできることはなんでしょうか?
お金に余裕があれば、その選手のスポンサーになることもできるかも知れません。
でも、大半の人間はそんな大金持ちじゃありません。
ならば、間接的に応援する選手をサポートする方法は?

まずは、選手の知名度が上がってくれることを願います。
有名になれば、注目されます。
注目されれば、試合のチケットが売れます。
チケットが売れれば、興行が成功します。
ジムも儲かります。
結果、選手のファイトマネーも上がります。
もちろん、モチベーションだってぐんと上がります。
(実際はこんなに簡単な流れではないでしょうが・・・)



きっと、西垣は、「自分にできること」を真剣に考え、
その答えとして、
カズ☆オーケストラに辿り着いたのでしょう。


カズ選手も西垣の気持ちを受け止めてくださり、
本来なら、同郷の友人が作曲してくれた曲で入場したいところを、
今回は西垣の選曲に任せてくださいました。
ジム側にも許可を取り、
西垣の知る限りの奏者だけでなく、そのまた知り合いの皆様にもお願いして、
ボランティア同然で演奏をしてもらう段取りもつけました。

それでも、大型楽器の搬入費用や、音響設備費、オケ席確保のための費用など、
実費はかかってしまいます。
それは、個人で負担するには大きすぎる金額なのです。


どうか、皆様にお願いいたします。
私達、カズ☆オーケストラ事務局の夢を叶えさせてください。
あとちょっとで叶う夢なのです。
どうか、私達と一緒にこの夢を見てください。
大好きなカズ選手を最高にかっこいい状態でリングに送り出す。
それが私達の夢です。


皆様の暖かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします
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